(2019/7/29)

 

下記2作品のKindle Unlimited対応を再開いたしました。

 

王殺し

脳人形の館

 

また、

 

流星: SF・微JUNE掌編集

 

も同様にKindle Unlimited対応となりました。
(こちらは初対応になります)

 

現在配信中の電子版は、
これにて全作品がKindle Unlimited対応となりました。

 

これに伴い、BOOK☆WALKER版の配信をお休みさせていただきます。

ご購入済の本は引き続きお読みいただけますので、どうぞご安心ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

  これ以前のお知らせは、更新・お知らせ記録ページに移動・保存しています。


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お盆休みと新作試行錯誤

Excelで始めたストーリーの見直し。最近座り作業の時間が長いので、 100均のフェイク観葉で仕事スペースを飾って雰囲気だけでもよさげにしようとしています…。(笑)
Excelで始めたストーリーの見直し。最近座り作業の時間が長いので、 100均のフェイク観葉で仕事スペースを飾って雰囲気だけでもよさげにしようとしています…。(笑)

お盆休み、今年はがっつり台風の影響下でしたね。雨か猛暑かという繰り返しで参りました。最近は体力の限界で夏コミ参加も控えるようになってるのですが、休みに入る前に熱中症をやってしまい、その余韻が続いて「夏ごもり」モードに拍車がかかり、見たい映画も見に行けてなかったりします。でもその分、比較的楽な朝夕に庭仕事をしたり、近くの喫茶店で本を読んだり……と、まあいつもとあまり変わらない行動範囲で(笑)楽しみました。

 

そして何より、「休暇=自分の原稿をいじれる日❤」なので、イアンシリーズの新作いじりを再開しました。(ほとんどライフワーク化してますが(^^;)あきらめてません!)二月の父の他界からそちらの手続きやら行事やらがあったり、ちょうど同じタイミングで翻訳の大きな仕事をいただいたりしたため、ときどきファイルを開いても「何やってたか思い出す」ところから。そのたびに思いついた展開を試して断片を書いていたため、収拾がつかなくなっていました。お盆は数日続けていじれるので、整理するチャンスです。

 

現在「ここを解決しないと進めない」ところをなんとかしようとシノプシスに戻っているので、手書きの情報カードを使ったり、ポメラでランダムに問題を書き出して一人ブレインストーミングしたりと試行錯誤していたんですが、先日ふとExcelを使って横にキャラや項目名、縦に時系列で書き出してみたら、複数のファクターを並列して整理するにはぴったり! ここでまさか表計算ソフトがしっくりくるとは。自分にとってはちょっとした発見です。

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営みとして/『ゴッズ・オウン・カントリー』感想

文句なしの傑作でした。ゲイを扱った映画ではあるけれど、予想したような意味では「ゲイ・ムービー」とも「ラブストーリー」とも感じなかった一本です。描写の生々しさを考えれば立派に(?)「ゲイ・ムービー」ですし、チラシには「ラブストーリー」と書いてあるんですけれど。腐女子の自分にとっての「萌え」はほぼなく、それでいて力強く感動的で、引きつけられる映画でした。

 

むしろ強く感じたのは、人の「営み」とはこういうものなんだ、という感覚。そう教えてもらった、もっと言えば「突きつけられた」という感じです。日々働いて生きていくという現実に、ゲイの主人公のリアルを「普通に」織り込んで、むしろ異性愛の映画ではありえないほど、地に足のついた形で表現していました。ゲイの「Equality」(平等/同権)を超えた、新しいレベルのゲイ・ムービーだと思います。それと同時に、少し苦い思いも湧きました。以下の感想では、設定や途中までのなりゆきに具体的に触れますのでご了承ください。

 

さて、主人公はイギリスの田舎の畜産農家の息子ジョン。体が不自由になった父、祖母との三人暮らしです。住居と牧場は人里離れた荒涼とした所にあり、彼はそこを実質ひとりで切り盛りしている…というより、たぶん「させられている」という感覚で働いています。牛や羊への態度を見ると仕事自体を嫌っているわけではなさそうですが、状況に憤りを持っている様子です。

 

一家は彼が頼りですが、父は人格的に不器用な人で、自分が思うように動けない歯がゆさから息子には小言ばかり。そんな父と折り合いがいいわけもなく、ジョンはときどき町のパブに行っては飲んだくれます。行きずりの若者とトイレで手っ取り早くファックをし、相手が好意を見せてもそれ以上の(人間的な)関係は拒絶。そして帰って二日酔いで吐いては祖母にたしなめられる生活。彼がゲイであることは、もちろん父も祖母も知りません。主人公のすさんだ精神状態と息の詰まり具合が、最初のシークエンスで強烈に伝わってきます。

 

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