2019/4/17

 

下記2作品のKindle Unlimited対応を再開いたしました。

History: 低体温男子イアン・ワージングのハロウィーン

ギャザリング・ストーム: さむがり男子イアン・ワージングのゴースト修行 

 

一作目のネガティヴ・ケイパビリティ: 絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行 
を含め、イアン・ワージングシリーズ全作品が
Kindle Unlimitedでお読みいただける状態になっております。

 

これに伴い、『History…』のBOOK☆WALKERでの配信を休止させていただきました。

ご購入済の本は引き続きお読みいただけますので、ご安心ください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

  これ以前のお知らせは、更新・お知らせ記録ページに移動・保存しています。


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営みとして/『ゴッズ・オウン・カントリー』感想

文句なしの傑作でした。ゲイを扱った映画ではあるけれど、予想したような意味では「ゲイ・ムービー」とも「ラブストーリー」とも感じなかった一本です。描写の生々しさを考えれば立派に(?)「ゲイ・ムービー」ですし、チラシには「ラブストーリー」と書いてあるんですけれど。腐女子の自分にとっての「萌え」はほぼなく、それでいて力強く感動的で、引きつけられる映画でした。

 

むしろ強く感じたのは、人の「営み」とはこういうものなんだ、という感覚。そう教えてもらった、もっと言えば「突きつけられた」という感じです。日々働いて生きていくという現実に、ゲイの主人公のリアルを「普通に」織り込んで、むしろ異性愛の映画ではありえないほど、地に足のついた形で表現していました。ゲイの「Equality」(平等/同権)を超えた、新しいレベルのゲイ・ムービーだと思います。それと同時に、少し苦い思いも湧きました。以下の感想では、設定や途中までのなりゆきに具体的に触れますのでご了承ください。

 

さて、主人公はイギリスの田舎の畜産農家の息子ジョン。体が不自由になった父、祖母との三人暮らしです。住居と牧場は人里離れた荒涼とした所にあり、彼はそこを実質ひとりで切り盛りしている…というより、たぶん「させられている」という感覚で働いています。牛や羊への態度を見ると仕事自体を嫌っているわけではなさそうですが、状況に憤りを持っている様子です。

 

一家は彼が頼りですが、父は人格的に不器用な人で、自分が思うように動けない歯がゆさから息子には小言ばかり。そんな父と折り合いがいいわけもなく、ジョンはときどき町のパブに行っては飲んだくれます。行きずりの若者とトイレで手っ取り早くファックをし、相手が好意を見せてもそれ以上の(人間的な)関係は拒絶。そして帰って二日酔いで吐いては祖母にたしなめられる生活。彼がゲイであることは、もちろん父も祖母も知りません。主人公のすさんだ精神状態と息の詰まり具合が、最初のシークエンスで強烈に伝わってきます。

 

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お正月の新規アップ/J庭パンフに『流星』ご紹介予定(感涙)など

2019年正月花生けなおし
唯一お正月らしいことをしたのが花生け。写真は1/19に短く生けなおしたもの。今日も大差ないです。元は若松と水引と、もう一輪白いのが入ってました。最初生けたのは12/30なので、もしかして一ヶ月楽しめるかもです。生きのいい花で今回はコスパ最高!(笑)

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。そして今さらですが年末のコミケでスペースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました!

 

そのあと年末から松の内にかけて、思いついたものをアップしたりして過ごし、近所の神社以外はどこにも出かけず 充実した(?)お正月でした。(笑)
こんなもの↓をアップしました。よかったらぜひご覧ください。

  1. コミケ持参品のBOOTH通販アイテムへの追加
  2. コミケペーパー電子版をBOOK☆WALKERにて無料配信(期間限定)
    (イベント合わせで賞味期限が短いため、今月中程度の予定です)
  3. 同ペーパー電子版をpixivにて公開
  4. SF短編『千夜一夜』を無料小説サイト『小説を読もう!』に投稿公開
    (当サイトで公開しているものと同じです)

ペーパーの電子版での公開は以前からやってみたかったのですが、今回、直後がお正月休みだったのでやっと実現できました。BOOTHの状況などから「うちの作品を読んでくださってる方の中で、リアルイベントに来られる方は一部かもしれない」と思ったので、イベントではお会いできない方々にもお暇つぶしに見ていただけたら嬉しいです。

 

BOOK☆WALKERは「いかにも同人誌」なノリがわりと許容される雰囲気があるので、pixivの他にこちらでも無料配信にしました。ふだんのダウンロードが少ないことを思うと、かなり落としていただけています。ありがとうございます。でも今回、「この本を買った人はこんな本も買っています」に出る本がいつもとまるで違うジャンルでびっくり!

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